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2024/06/17 (Mon)
4月にもらう地区の名簿で、世帯主が変わっていると、あれ?と思う。
うちも今年変わったけど、もう1軒気になった家があって。
息子さんは離れたところに住んでいて、高齢の夫婦だけの家で、
奥さんの名前になっているということは
ご主人が亡くなったのか、それとも施設に入ったのか、そのあたりがわからないまま。
確かに奥さんの方も母よりも年上だったけれど。
でも、その奥さん(おばさん)は、当時「オババ放送局」の一人と私が秘かに名付けていたぐらい
おしゃべりの噂好きだったんだけど、母よりも達者でいつもあちこち歩いていた。
最近も、自転車に乗ったり、カートに乗ったりする姿を、道で見かけたことはあった。
そうして、こないだお寺で尋ねたら、ご主人が亡くなったとのこと。
それも、うちの母の香典を持って来ていただいたのに
その数か月後に亡くなったという。お体が悪かったのだろうか、
それにしても、香典。いや、もう御仏前か。
訃報の放送はなかったけど。
今更持って行くべきか否か。どうしたものかな~と考えた。
宗派が違うので、同じお寺の初盆の行事では一緒ににならないけど・・・
父母の時に夫婦で香典いただいていたし、田んぼも隣だし。
母と仲良くしてもらっていたし・・・
ってことで、家に持って行くことにした。
おばさんは、家にいたので御仏前を渡せてよかったけど
詳しいことは聞かず、そのまま別れた。
ただ、亡くなったご主人の面倒を見ないといけないから
もう少し生きないと、と言っていた。
そしたら、先ほど、おばさんがうちに来て
わざわざ(余っていたという)礼状と、自分で用意したらしい米菓子を持って来てくれた。
そんなの、いいのに~(持って来ない家もあるのに)とは思ったけど
「私の気が済まんで」と言うので、ありがたく受け取った。
その際、亡くなったご主人のことを少し聞いたんだけど。
おじさんは95歳だったという。
しかし、全く認知症もなく、施設の利用もしないで(行かないと言ったらしい)
ずっと家にいて、亡くなる前まで奥さんと暮らしていたらしい。
しかし発端は、二人で車で出かけて家に帰った時に、先に車から降りて家に入ったおじさんが
玄関先で転倒したのか、倒れていたという。
動かないおじさんを発見したおばさんは、ちょうど週末で息子さんが来ていたので、知らせて救急車を呼んだらしい。
そこで病院から言われたのが心筋梗塞で、すぐにカテーテルの手術をしたらしい。
それは手術は無事終わったようだけれど、その後病院で寝たきりとなって点滴で1か月。
「今だったら話せるから」と病院から知らせを受けて、行った時は体温も下がっていたと言う。
おばさんは、「いい時に死んだと思うわ。あれ以上生きていても、私も年やで、よう世話せんし」
「仕方ないわ、皆死んでいくんやで」と言いつつ、
「お互い初盆見舞いは(同じ年だから)相殺にしよな」
「これから仏さんの面倒もみやなあかんでな」と笑って帰っていったけど。
そのおばさんの、もうずいぶんと高齢なのに、姿勢よくシャキシャキした歩き方の後姿を見て、
やっぱ長生きするはずだなあ・・・と思った私だった。
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