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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2024/08/14 (Wed)
毎年、お盆の日に各家に住職が訪れて参る棚経。 東周り、西周りと年ごとに順路が違うのだが、
うちはちょうど中間地点にあり、早ければ午前中、遅ければ昼過ぎになる。 それも、午前中でも最後のほうなので、午前11時から寺で参りがある場合、
10時45分ごろに家の参りが済んだら、
すぐに(一人なので)慌てて家の戸締りをして寺に走らないといけなかった。 そんなことは、母の寝たきり介護中では無理だったので(母の食事のこともあったし)
それ以後はお寺参りには行けなかった。 でも、もうその母はいないし、初盆の家は行かないわけにはいかない。 ちなみに、昼過ぎの場合は、1番最初で13時。
しかし、年によってかなりアバウトなので、来るまでずっと家にいなければならない。 顕著だったのは、昨年台風7号がお盆に来た時で。
急遽「13日に変更になる」と、当日の朝に連絡があり慌てた。(早めに用意しておいてよかったけど)それも、住職は(通年1日で周るところを)午後から周り始めていつもの時間帯と違ったので、結局母の世話の合間に待つこと2時間・・・かな? (居間と母の部屋を行ったり来たり)なので、かなり臨機応変な対応が必要だった。(だから、アレらには参りの時間に合わすのは難しいと回答した) 今回、寺からは「13時半ごろ」とは伺っていたし、1週間前の「初盆参り」の際も「あんたとこは、午後になると思うで」と住職がきっぱり言ったので、 (そうか、じゃあ、午後と思っていればいいんだな)と思っていた。 なので、14日は、まず9時半にアレらが来て、
それから10時40分ごろに家を出て寺参りに行き、
お昼をはさんで、住職が家に来る・・・と、 そういうスケジュールを念頭に動いていた。 なので、棚経の準備もギリギリまでしていなかったことがあった。 というのも、近年の猛暑で、今まではお盆の間ずっと出していた(出しているべき)お供えのうち、傷みやすい野菜の供え盆(うちは6~7種類の野菜を供える)や(ある時には)果物などは、冷蔵庫に保管しておいて、住職が来るだろう時間に、仏壇前に出すという「裏技」を最近は使っていた。 それから、仏間の縁側に出す踏み台
(住職があがりやすくするために、その時だけ出すもの)も
猛暑でかなり熱くなるだろうと思って、
早くから出さずに午前中は日陰の裏口のほうに置いていた。 それと、これはこの夏からだが、
猛暑のために、少し隙間を開けて雨戸を閉めておくようにしていた。 だから、住職が来る前には、仏間の雨戸を全開して迎えるつもりだった。 そう思っていたのに~! (そこで時間軸は前回から続くのだが) アレらが、帰るつもりで玄関を出たところ、何やら騒いでいる。 どうしたのかと思っていたら、 なんと!住職が来たというではないか。 え!!住職って・・・午後からだったよね?!なんで今来るの? っていうか、今からお寺で参りがあるはずでしょー! 私は窓から住職に向かって 「あの、10時45分にお寺に来てって言われてるんですけどーッ!」と叫ぶと 住職は、のんびりと「まだ時間あるやろー」って(ーー;) どちらにしても来たのだから、拒否することもできやしない。 こうなったら、すべきことをするしかない!! その後の、私の行動は早かった。 正直、アレらのことはほったらかし。住職もだ。 (住職は、アレがなんとか仏間に迎え入れるだろう) 慌てて台所へ走って、冷蔵庫(野菜室)を開けて、
野菜の供え盆と瓜を取り出して、再び仏間へ走った。 それはまるで、飲食店の店員のように、
お盆を持って「へい!お待ち!」って感じで、住職が仏壇前に座る前の机において。 その後、カコ帳を準備して
(これも、アレらが来なければ前もって置いてあったんだけど)・・・ しかし、必要だったのはそれだけじゃない!! なんでか、今回に限って、住職一人だけじゃなかったのだ! (もう一人若い僧がいた) うそーっ、聞いてないよー!!(ムンクの叫び) 今度はお布施をもう1つ用意することに奔走する。 以前も二人来たことがあるが、ここ何年かは一人だったのにー!! (てか、若い僧のほうはやめたと思っていた) 布施は若い僧だから住職の半分の額、渡すときに間違えてはいけない。 急いでお札を出して、準備する。 未使用のお布施の袋は近くに置いてあったけど、
(あ、シール付きの封筒じゃなかった!しまった、糊、糊ー!!)と糊を探す。
慌てているので、蓋もすぐに開かない。きー!! それでもなんとか・・・お布施よし! その間、庭先でどうしたものかと立ち尽くすアレらには見向きもせず、 「もういいから!」と手を振る。(もう、はよ帰ってくれー!!)と願う。 遠くでアレが「忙しそうやで、あんたら帰って」と言っていたのが聞こえた。 次は、お茶の用意!とまた台所へバタバタ走る。(住職の分は用意済み) もう1つ湯飲みと茶托を取り出し、
えーい!お茶はもう、アレらの残りのペットボトルのお茶でいいや!!と、
じょぼじょぼ注いでお盆にダンッと用意。 それらが終わって、ふー!!・・・と汗をぬぐいながら
、ようやく仏間に座ることができたが、もうお経は終盤だった。 (アレだけは仏間で座っていたようだったが) 読経が終わり、お布施をそれぞれ渡して、お茶を飲んでもらって 「びっくりしましたよー、午後って言ってたのにー」と住職に恨み節。 しかし、住職はどこ吹く風、 でも、とりあえず、今からお寺参りということで内容を聞いて別れたけど 「もう、午前中はうちが最後ですか?」と聞いたら、住職はマイペースで「いや、あと2軒ぐらい、イケるやろ」っていうので、内心「うへ~(ーー;)」 午後の1番暑い時間を避けようと急いでいたのかも知れなかったが 今回はホントーに、やられた! (初盆参りは、1番目で30分遅れてきたのに) しかも、アレも思いがけないことで対応できなかったみたいで、(何せ私もフォローするどころではなかったし)踏み台を出す間もなく、あがってもらったみたいで、帰り間際に「踏み台出そうか?」と言ってきた。 今更感があったけど、運んでもらうように頼んだはいいけど その時、雨戸も全開してくれていなかったみたいで(なにせ仏間は古い家屋なので、木枠の窓に、木枠の網戸、木の雨戸でさー)慣れないアレは動かせなかったみたいで。 結局住職と若い僧は、細い隙間をすり抜けるように縁側から出たという・・・ は~~・・・踏み台も、雨戸も、めちゃくちゃだー!! (布施も余分にかかったし) 後でアレが「でも、よくあんなに素早く野菜のお盆を持ってこれたなあ」
と感心して言うので、
前夜、お精霊様をお迎えする時には、ちゃんとお盆に用意して仏壇前においてあったけど、
そのあとで一旦下げて、冷蔵庫へそのまま入れておいただけだからと。 そんな、住職が来てからバラバラの野菜をそろえるなんてこと、するはずないだろうが(ーー;) その後、お寺参りで、もう1件の初盆の家の人と会ったけど、
やはり「お坊さん二人来たので驚いた」と言っていた。
ので、おそらく全檀家で慌てていたことだろう。
でも、そこの家では「もう(若い僧の分は)お布施用意せんだわ」と言っていたので、
そういうところもあるのかと思った次第。 そんな感じで、想定外なことになったので、午後の予定はなくなり あとは片づけをしながら静かに過ごすことができたけど。 葬儀の時と同じ、施餓鬼から初盆参りから、準備とバタバタしたお盆が続いて、 ちっとも故人を忍ぶような感じじゃなかったわ。 夜、遠いところでかすかに音楽が聞こえてきて ほんの少し昔のお盆を懐かしんでシンミリしたけど。 昔は近くの公民館で行われていた、盆踊りの大音響でうるさくて 眠れないぐらいだったのになあ・・・ (今はもう、それもなくなって久しい)

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* ILLUSTRATION BY nyao *