隣の地区

自動車整備屋さんに徒歩で行った際
道中の家でみえる
新しい家が羨ましい

そのうちうちが有人では１番古くなるんだろうとむなしくなる
（他は空き家か解体されそうだ）

それはさておき、
その中でも隣の地区の昔の魚屋さんは
今だ廃屋のまま。
隣が新築のいい家だから余計に対比がすごい。
たぶん、隣のいい家も、裏がこんな廃屋ではイヤだろうな
鉄筋だからやたら倒れることはないだろうけど

昔は仕出しとかしてたと思うけど
小さい頃は、駄菓子も売っていたからよく買っていたんだよな
１０円のガムとかさ

大体ここは謎なんだよな。
いつのまに、引っ越したのか知らないけど
全然片付けずに行った感じで、
２階のベランダにアンテナもついたままだし
裏のかつての駐車場みたいなところには
店の木箱みたいなのも無造作に積まれてるし
全然片付けをして出て行った感じじゃない

そのくせ、母がまだ元気といっても、
クリニックのリハビリに行っていた頃は
その魚屋のおじさんが一緒に送迎車に乗っていたというからおかしな話だ
隣の市であらたに店を始めたのか知らないけど
うちの母も、よく車内でおしゃべりしながら品物を勧められるのか
リハビリに行くたびに果物とか野菜とかを買ってきていたけど
じゃあ、あの元の店の廃屋はなんでそのままなんだろう？
まさか夜逃げでもあるまいに
住めないと思って行場所を替えたのか
母もいないんだから、もうそのおじさんもいるかどうかわからないね
それこそ相続されても困るだろうな
通った時には、小さな窓のガラスも抜けてたよ。
これでは雨も入るだろうにな。
もっともこんな何十年も住んでいない家には
空き巣が入れたところで何も盗るものはないだろうけれど

こないだの自殺の手伝い事件みたいに
空き家を自殺の現場に使う奴もいるからやばい
勝手に人の所有地を殺人というか自殺現場にするなんて迷惑この上ない
空き家の裏にはテントに練炭で自殺を手伝い
その遺体を放置してさ
空き家の所有者が息子と草刈に訪れて
謎のあやしいテントは張られているわ、封はされているわ
チャックを開けたら腐敗臭って、さぞ肝が冷えただろうな
その空き家は山の中にあったというけど、
知らぬ間に事故物件になってしまって、もう行きたくないだろうね