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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2020/01/20 (Mon)
*もっと早く書きたかったが時間がなくて今になってしまった

うちの母の部屋のTVはなんでか
天気によって映りが悪くなり
ほとんどNHKばかり強制的に見せられる
なので、年末年始の特番も映らず
総合かEテレを見続けるはめに
(別の部屋のTVはOKだが常時いない)

その中で総合かEテレだったか(あとで確認したらEテレだった)
年末に、ノーベル平和賞受賞の婦人科医の番組があったが
介護の世話をしながらだったので、ところどころしか聴けなかった

正直この医師については詳しくなく
ノーベル賞を受賞したのだから大きなことを貢献したのだろうぐらいで
性被害にあった女性たちを救った婦人科医ぐらいしか知識がなかった

しかし、年始にも再放送があって
その時は年末より時間があったので
まだちゃんと聞けたが、その内容に絶句した

「こころの時代~宗教・人生」の番組だったらしいが
告知ページの文言は下記のとおりである。

婦人科医デニ・ムクウェゲさんが暮らすコンゴ東部は、
スマホなどの通信機器の部品に使われるコルタンなど希少金属の利権をめぐり、
武装勢力が殺戮や残虐な性暴力を繰り返す。
治療してきた女性は20年間で55000人。
なぜ、紛争鉱物とレイプが結びつくのか。
牧師の息子として生まれ、敬虔なキリスト教徒でもあるムクウェゲさんが医師として生きることを決めた理由は何か。
その闘いの日々とそれを支える信条や人生について伺う。


そして話を聞いているうちに
凄惨なるコンゴの現状に
ひどい性被害のありさまに
加害者への怒りと憎しみに
被害者でありながら医師を支える女性たちに
涙があふれてきた

話の前後もうろ覚えだが
覚えていることだけ書き留めておく

性暴力とはなにも性欲のはけ口としてだけにレイプをするのではない
武装勢力が、武器として性暴力を使う
レイプした女性のみならず、その家族や地域の人々をもどん底に落とし支配するために
もっとも経済的で効果的な武器
レイプとはまさに暴力、獣にも劣る所業、鬼畜の仕業
上は80代から、下は6カ月の赤子まで。女性だけでなく男性も
その赤子は内臓も破裂していたという
インタビューにあった女性も、膣と肛門が裂けていたのをこの医師に助けられたと
便があふれているのも構わず治療してくれたと
しかも、それら性暴力の被害に会ったのは女性、そしてその子供、さらには孫まで。
女性たちが3世代にわたって性暴力を受けた時に医師は
活動する決意をしたという

そして尊厳と純潔を失ったと嘆く女性に
被害に会った女性たちを前に
医師は「貴女はなにも失っていない」と声をかける(このあたりが宗教者の一端を垣間見る)
(たぶん、なんの慰めにもならないだろうと私も思っていた)

しかし、女性たちはのちに動いた

医師は武装勢力たちに狙われていた
国連でこの現状を演説することになり、演説すると命を狙うと脅された
コンゴの国からも演説はしないようにと言われたらしい(あてにならない)
しかし、医師は脅しに屈せず国連で演説をした
そして帰ってきた家の前にいた武装勢力に、彼をかばった人が亡くなった
彼はこのままでは命が危ういとコンゴから出た

そうしたら、あの女性たちが、コンゴの女性たちが
毎日の貧しい生活の中から、わずかばかりのお金をためて
医師に戻って来てほしいと訴えたのだ(泣けた)
そして医師はコンゴに戻ることを決意した
今は大きな病院の中で警護されながら暮らしているという

しかし、コンゴの現状は変わっていない
国連で医師が訴えたのは何も自国のことだけではない
国連は調査したというコンゴの被害(性被害を含む)の調査書が
未だ引き出しの中で眠っているというのだ
(調査はしてもそれっきり?)
被害者の名前は記されても、加害者の名前は記されていない
(いったい何をやっているのか、調査したっきりか、これでは国連に失望するのも当たり前だ)

そうして、それは決して遠い国のことではない
今皆が当然のように手にしているスマートフォン
それに使われている金属はコンゴのもの
つまり、コンゴの惨状があって今のスマホがある
それを忘れてほしくないと医師は言う
決して他人事ではないのだと
そのスマホ1つ1つに
コンゴの性暴力被害が関わっていることを知ってほしい
そう医師は言っていたように思う


・・・・

医師は日本でも大学で講演したり質疑応答していたようだが

・・・・これはEテレではなく
総合でも取り上げてほしいような番組だった

最後に加害者へ
地獄へ落ちろ!
お前たちこそ大事な部分をチョン切られてしまえ!

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