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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2018/10/10 (Wed)
着いたら車がほとんどいないってどういうこと?
と思ったら第二ホールだって
初めてだ
どうやら家族葬用の小さなホールだったが
地区の人が来ている分
椅子が足らず、2列ほど増やしていた
もっとも前に空いている席をつめなかったこともあるだろうが

*しかし葬儀に行かなかった家の人が親戚の一人として
受付にいたのは気まずかった

たぶん、私は場違いなんだろう
全然班も違うし、つきあいない家なんだから
いたたまれなくなって、ちょっと帰りたくなったが
せっかく来たことだしと腹をくくって前の席についた

*が、隣に座ったおばさんが咳をするので「しまった」と思った。
1つずらしたい~と思って、焼香のあとで1つずらした。
咳をするならハンカチでおさえてほしいよ
こちとら母にうつすわけにはいかないんだからね

で、遺影だが、全然記憶にない
ていうか、これって1番元気で立派な時の写真じゃないか?
今はもっと老けてるはずだし痩せてるだろう
これではよくわからない

壁の供花を見てわかったこと
市の退職校長会というから校長先生だったということ
そして地元の小学校の校長もしたことがあるということ
(でも、私の時代じゃない)
それから高サ住の名前があったから施設に入っていたこと
あとで、弔電がそこの施設ともう1つデイサービスの施設からあった
つまりデイサービスも利用してたってこと
昨年末に救急車騒ぎがあったようだから
そのあとで施設に入ったのかもしれない

奥さんを見るに、白髪のかなり小柄で杖をついてよぼよぼした歩き方をしていた
旦那が92歳なのだから、奥さんも近い年だと思うし
あれでは介護は無理だろう

しかも、アナウンスで故人のことをいう時
「奥様のため、教育のために尽力を」って言ってたことから
子供はいなかったんじゃないかな
親族の席をみてもそんな感じの人はいなかった

しかし気になったのは、奥さんが一人で危なっかし気に焼香に立っているのに
親族の誰一人として付き添わないこと
1番近いと思われる親族夫婦も手を出さない
はて、折り合いでも悪いのかと思っったりもして
そもそも喪主も奥さんだし

しかし、そのあとで、喪主である奥さんの挨拶を聞いてなんとなく
わかった気がする
奥さんは形式的な挨拶ではなく素の言葉で
はきはきというかしゃきしゃきと口を開いていた
いはく
いつもはこんな状態ではないが、精神的なものでこんな調子だ
連れとわかれるのがこんなにつらいことだとは
先に連れを亡くした人の気持ちがこの年になってようやくわかった
しかし、この年だから皆(同級生も)いなくなって
(葬儀に)来る人も少なかろうと思ったのに
こんなに、こんなに、たくさんの人が来てくれて
きっと主人も喜んでいると思います
主人はあと8年(100歳まで)生きるんだと言っていましたが(笑)
とかとか、エンドレスで続きそうなところを
「もう、このへんで」と親族にたしなまれていたけれども
なんとなく拍手を送りたい気分にさせられた
さては奥さんも教師をしていたのかもしれないとも思った次第
そして、こんなに気がしっかりしていては
きっと手をだすなとか言っていたのかもしれないなあと想像

とにかくそんな感じで葬儀は終わり帰途についたが
故人の面影は私の心にはなかったけれども
やはりどんな様子で年賀状を書いていたのだろうか
もしかして父の葬儀の際の号泣していた私を見ていたのだろうか
などと思いをはせると、自然に涙が出てきたのだった




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