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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして新しいネコとの出会い
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2009/02/04 (Wed)
珍しいことに「おくりびと」に続いて、(私にしては)期間をおかず映画を見に行きました。
というのも、私は出不精。
しかも、「この映画が楽しみv」とか俳優とか事前知識も全くなくて

平日に休みをもらった(休日は人が多いのでイヤ)
→天気がよくて体が起きた。(行く気になった)
→もしくは、なんか気分転換したいな~と思う
→じゃあ、映画を見にいこうかな
→今、なにやってんだろう?
→映画館のHPを見てチェック
→上映している中で選ぶ
というような感じなので、
上映時間とか考慮して直前に見る作品を変えることもありますし
チケット売り場にあまり人が多いと見る気力も失せます。

で、今回は「誰も守ってくれない」にしました。
たしか「おくりびと」を見た時に予告は見ました。
(だもんで、その時は見るとも決めてなかったんですが)
なんかTVで、プロローグみたいなのやってたみたいですね~
見てないんで、映画みるとわかってたら見てたのに(って、なんかヘンですが)

で、ただいまこちらでは4回上映。結構まだ公開されて1週間ちょっとですか。
でも、平日だし朝だったからな~劇場内は少なかったですね。

さて、犯人の容疑者家族をメインに描かれたというのは知ってたんですけど。
始まりまして、タイトルが出るまでに涙がでました。
(わ~「あらしの夜に」と同じだ)
あの音楽もそうなんだけど、
一方は家宅捜索&逮捕に向かう警察の場面
一方は、ヒロインの少女が楽しく学校で過ごしている場面
それが交互に映し出されて
セリフがない分、なんていうか胸がしめつけられそうでした。
これから彼女たち家族が襲う恐怖と悲しみを思うと・・・笑顔が余計に、ね。

さて、以下ネタバレ含みますが。

これは小学生姉妹殺人事件の犯人が18歳の未成年であり
その容疑者の妹をマスコミなどから刑事が保護を任されるという話なのですけど。

犯人の少年自身はいっさいカメラの前で話すことはありません。
というか逮捕された時の映像と、個人情報をさらされた写真と、母親が持っていた写真のみです。

ですが、その彼により家族は崩壊します。
いきなり警察の家宅捜索はよくTVでみますが
驚いたのが家庭裁判所と教育委員会の方々がズラリとならび
有無をいわさず書類を書かすところ
え?離婚?
そりゃわかるけど、なんかもう、見てるこちらも驚くぐらいですから
当事者の夫婦なんかそれどころじゃないはずです。
なにせ自分の息子が幼い少女を殺して逮捕されたことも信じられないのに
書類を「ハイ、離婚」「はい、再入籍」とわたされ、わけもわからずサインしているような。
(見ながら、奥さんの籍にいれるって…離婚って・・・
こういうことは普通すぐには決められないことだけども、ホントにそれどころじゃない緊迫感があります)
さらに、お母さんが自殺をはかります。

でも、それは話の冒頭で説明されています。
「なぜ、容疑者の家族を保護しなければならないのか」
それは世間に批判され、耐えきれず自殺をすることも少なくないからだそうです。

そんなわけで、主人公の刑事は
せっかくの休日を流され、その容疑者の妹である沙織を保護する役目を上司から命令されます。

その刑事も実はいろいろ背負っていたりして。
保護する少女と同じぐらいの娘がいたり。
実は妻とは離婚の危機で別居中だったり。
実は過去にトラウマとなる事件があったり。
しかも、上司は上司で脅すは昇進のコマにするわでイヤな奴だし。
唯一後輩刑事とはいいコンビなんですが。

容疑者宅にはすでに野次馬が囲み、罵倒しています。(インターホンや電話も鳴りっぱなし)
そこへ各報道陣がつめかけます。
そんな中、その刑事が少女をつれて逃げ回るわけですけども。

いきなりカーチェイスですよ。
若手の刑事が運転してるんですけど、あーいうのするんですかね?
あんなことやってたら、報道各社も道路交通法違反とか、公務執行妨害にはならないんでしょうか?
(しかも、駐車場のおじさんも気になります。あんなのOK?)
あと、気になったのが、危険な運転をしているのに、刑事さんは少女をかばわないし
マスコミに写真を撮られても少女の顔を隠そうとしなかったのは
やはり仕事にわだかまりがあったせいでしょうか?
(余談ですが、私はカーチェイス場面は苦手です。
だって、無茶な運転して車が悲鳴あげてそうだもん)

そしてもう一人登場するのが敏腕?新聞記者。
いわゆるハイエナのように鼻がきく奴というのでしょうか。
刑事の自宅アパートから、刑事の通院している精神科医のマンションまで押しかけます。
たぶん、彼はマスコミの代表として登場しているのだろうと思いますが
予想以上に活躍しません。後半はチラリと出るだけで、主人公たちの前に現れることはありません。
彼は刑事の過去の事件を掘り起こし、記事したことにより、新たな火種を作ります。

今はインターネットがあるからなおさらです。
マスコミよりも、素早くネタを探して騒ぎ立てられる場所があるから。
掲示板の書き込みも、個人情報も、そして動画さえ。
匿名の者たちによって容疑者周辺は暴かれ、さらされ続けます。
そしてそれは容疑者の妹を保護する刑事とその周辺まで及びます。
もはや記者も警察もたちうちできません。
彼らが飽きるまで続くのです。

一方、少女は・・・
とにかく兄のせいでこんな(逃げ回る)ことになったのに
兄の悪口を言ったのは1度だけ。
あとは警察の事情聴取にも何も言わず、
刑事に保護されているのに、自分の家族を崩壊させた警察を憎みます。

刑事は過去の事件の被害者が営むペンションにたどり着き隠れますが
それもネットで知れ渡り、あちこちからペンションにやってきます。

そのうちの一人が、少女のBF。
少女を心配してやってきたというBFに少女は喜びますが・・・

というところで、あとは劇場で御確認下さい。

で、思いつくままに。
まず、あのカメラケータイでなんでもかんでも映したがるのってや~ね。
(授業参観もしかり)
映画では容疑者の家族に向けてってことでしょうけど。
1つ思い出したこと。
たしか秋葉原の殺傷事件の時に居合わせた医者が後日インタヴューされてたんですけど
そのお医者さんが言ってました。
みんな血だらけになって倒れているのに、周りで囲んで助けようともせず
カメラーケータイで撮影して「今、すごいことが起こってる」みたいなことを言ってる若者がいたと。
その時お医者さんは、「ほんとに『人間としてどうなんだ』と思った」と言ってました。

容疑者関連の資料を探すマスコミ。
映画では、犯人の自宅前で
「誰か写真持ってませんか~?〇万円で買い取ります~」と叫んでました。
たしかにね~、ワイドショーでも決まって犯人の学生時代の文集とか出てくるもんね。
やっぱ、あれってお金なんだね。

家を囲む人や、電話かけてくる人。ペンションまで押しかける人。
彼らを「なんかヒマな人だな~」と思います。
なんでもそうですが、直接自分の問題でもないのに
人を責めることに関しては元気な人っていますね。
もちろん、これは犯人とか全く関係ないことですけど。
とにかく、わざわざそんなことをするなんてヒマとしかいいようがありません。
(よほど自分に近い人ならともかく?)
それが楽しい人もいるのかもしれませんね。よくわかりませんが。
クレーマーもいることだしね。

自殺・・・で思い出しました。
たしか数年前、鳥インフルエンザが養鶏場で発生した時
一番最初に鳥インフルエンザが出たらしい養鶏場の老夫婦が
数日後、自宅の庭の木で首をつっていたのを発見されたというニュースを聞いて
痛ましく思ったのを覚えています。
被害が広がったらどうするのか、どうして防げなかったのか、管理体制は
他の養鶏場の処分した鶏の損害とか
あれもまた、たぶんあちこちからきっとすごい批判があったんだと思います。

お母さん。
映画のお母さんはなぜ死んでしまったのだろう。?
死んでおわび?それともやはり精神的に耐えられなくて?
映画の中だから、実際にそういうことがあるんだということを表現しているのだとも考えられ
それによって主人公の悲しみや理不尽さが強調されるのだけど。
でも、あのお母さんはまだ事件が起こって1~2日だけだったのに
夫も娘も残して、事件を起こした息子も残して一人死のうとしたのだろう。
当初、、いったいどうやってトイレで首をつれるのかと思ったけれど
言い換えればあんな低いところでしようとするのは、よほどの意思がないと無理
泳げる人が、溺れようとするようなもので、それほどの絶望感があったのだと思うけど。
残された人のことを考えると・・・ちょっと気になります。
 
刑事が関わった事件で息子を亡くしたペンションの夫婦。
最初、綺麗事を言ってたけど、あれはウソだって思ったよ。
だって、絶対忘れっこない。
被害者のキズは年がたっても癒えない。
だから、途中でキレて刑事さんを罵ってしまっても
あ~やっぱりなって思った。それが当然だって。
人間そうふっきれるわけがない。辛い思い出ならなおさらだ。

少女のBF。
声変わりの途中?なんか女の子かと思ってたけど。
しかも、オタクみたいな奴らと知り合いみたいだし。
(ていうか、あのオタクっぽい奴ら、刑事にあんなことするなんてやりすぎだな)

少女のお父さん
冒頭しか出てきません。教育パパゴンだったようですが。
刑事に娘を連れだされたあとも、娘の携帯にも連絡とってないです。
たぶんそれどころじゃないんだろうけど。

刑事の家族。
話の中しか触れてないけど、(あと携帯の娘の声)
よくわかる背景でした。

私もね~
新聞とか見てて思うんだよ。
犯人の家族構成を見ては「あ~あ」って。
家族の誰かが犯罪を犯したら、きっと世間に顔向けできないなって。
これまでの付き合いとか縁も切られて。
どう思うだろうって。

これって事件の大小は関係ない。身近な交通事故だってそうだ。
新聞見て交通死亡事故の記事を見て
加害者の年齢を見ると「あ~あ、まだ若いのに」って思う。
若いのに許されるというのではなくて
「若いのに人生棒に振ったな」って。遺族への償いも一生…だしね。
(だから、飲酒運転も凶悪なんだよ)

私も昔陰湿な嫌がらせの被害を受けたことがある。
その時は思ったものだ。
犯人も家族のことを思うなら、よくそんなことができるねって。
もし、自分が捕まったらどうなるか考えてないんだろうね。
(まあ、そんなこと考えて犯罪をとどまるならマシなのだが)
ちなみにその時はその犯人の家族にいっても被害を防ぐことはダメだったんで
(これを書きながら思うのだけど)
やっぱ家族崩壊・・・だからかね?無関心て奴?

だから、被害者側からいえば
たしかに他の家族は何もしてないけど
何もしなさすぎたともいえるんじゃないかな・・・とかね。
思いたくもなるよ。

おりしも近々裁判員制度が導入されるけど
今日のニュースであったけど模擬裁判参加者のコメントもわかる気がする。
(犯人が未成年の犯罪という模擬裁判で)
「もし家族が被害者だったら?
 もし加害者が息子だったら?
 いったいどちら側を考えていいのかわかりません」

ちなみに、電車男でもそうだけど
ネットやPCを知らない人は(例えばうちの親)よくわからない場面もあるかもね。

ちなみに少年犯罪が多い昨今
うちの母は昔から孫が泊まるたびに孫によく言っています。
「悪いことをすると、お父さんやお母さんが困って仕事をやめなきゃいけないかもしれない。
仕事ができなくなると、お金がなくて生活ができなくなるね。
生活ができなくなると、お前たちも困ることになるんだからね」
(内容はどうであれ、言い含めておく存在は必要かもしれません。
そもそも道徳観含めて「悪いこととは・・・」というのも一から教えないといけないかもしれません)

も1つ追加
刑事さん。
この刑事さん、忍耐力あるよね~
いくら仕事でもさ~、少女のやったことを知ったら
「ふざけんじゃね~!何言ってるんだ。
そもそもはお前の兄貴があんなことさえ起こさなければ
こんなことにはならなかったんだよ!」
と言いたくなるに違いありません。(私は心の中で思ってました)
刑事さん自身も離婚の危機だっていうのにね。
それは仕事だからって思うかもしれないけど
後から来た刑事?とか後輩刑事は、少女に向かってめちゃキツイ言い方でしたね。
「ガキが色づいてるんじゃねーよ」とか。(これはこれで問題ありな発言)

ラスト。
いったい少女はどうなっていくのかと気になるのですが
あれはあれでいい終わり方だったと思います。

とにかく始終重くて考えさせられる映画なのですが
みてよかったと思いますし、ぜひ他の方にも見てほしいです。
(「おくりびと」よか私的にはおすすめです)

ちなみに主題歌のリベラ。
とても美しい声で心が癒されます。
てっきり女性コーラスかと思っていたら
ボーイ・ソプラノだったんですね。(驚きました)
アルバムも聴いてみたくなりました。

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