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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2009/09/19 (Sat)
諸事情により(深くつっこまない)「ハウル」の映画のことを書きます。

実際見たのはずいぶん前なんですけどね(汗)
そう、何回目かの千と千尋の神隠しがTVで放映されていた時のこと。
なので、以下は当時の内容です。



いつもだったら見に行かなかったと思います。(天邪鬼なので)
・・・でも、「千尋」をTVで知って気に行ったので、やはりハウルも見逃すと損かも・・・と思い、
かといって公開直後だと人が多くてイヤなので、公開後3ヶ月ぐらいで行きました(しかも平日)

見に行く前に他の人から少し感想を聞いていたのですが~、
某人は「う~ん、よかったけどちょっとな~」と渋い言葉で、
また某人は「すごくよかった!また見てみたいぐらい!」と絶賛で、
思わず頭が「??」となりました。
そして、実際自分の目で見た「ハウル」は、どっちかというと前者でした。

ハウルはめっちゃかっこいいvvそれは否定しません(しかもヘンな奴)
でもって、ソフィはめちゃ前向き。カルシファーも可愛い。キャラはいい!
・・・しかし、話がよく分からなかったというのが正直な感想です。
(実は「もののけ姫」もTVで見たのですが、よく分からなかった私(^_^;))

最初はわくわくして見てたんですが、後半がちょっと・・・なんか展開が早いというか・・・
いきなりソフィが「愛してる」と言った時にはギョッとしました。
(そう何もかもがいきなりな感じがして・・・)
とにかく戦争とかサリマンとか流れ星とか過去とか出てきて頭がこんがらがってしまいまして、
あんまり感情移入できなくて「これがハウルとソフィの恋愛がもっとメインだったらなあ」と思いました。で、最後のカブの王子でとどめでした。
(あれはかかしのままだった方がよかった)
で、見終わった後、これで1700円払ったのはちょっと残念な気がしました。
(思わず、本屋さんで解説書みたいなのを開いてしまいましたよ)

余談ですが、最初の城の動きはナウシカのオーム、
ゴム人間のぐにょぐにょは「千尋」のカオナシ、
サリマンに追われている途中「5分だけ姿を見えなくするから」と言ってハウルがしたしぐさ(グッドラックみたいな)シーンはナウシカ、
指輪の光はラピュタを彷彿させました。

でも、その後掲示板などでも「よかった」派と「残念」派にかなり意見が分かれていることを知りました。いろいろ解釈はあるようですね。ただ気になる映画ではあります。そうでなければ、見てそれっきりだからです。

ところが、思わぬことに2回目を見るチャンスが出来ました。
それはなぜかというと、徳間書店の懸賞で「ハウル」の鑑賞券が当たったからです。
どうせ当たらないだろうと思ってお金を払って見に行ったのに、
もう少し後にすればよかった~と後悔もしましたが、せっかくなので行きましたよ。
それに2回目の感想はまた違ったものになるかもしれないしな~と思って。
(何回も見に行かないと分からない映画もどうかと思いますが・・・単に私がアホなのか?)

で、2回目は少し気合を入れて見に行きました。
気になったのはソフィの心の動きです。
最初あの「愛してる」があまりに唐突に感じたものですから、
ソフィはどこでハウルに惹かれたのかしら?とか思って。
そしたらば、やはり2回目は余裕で見れたようです。
ハウルの美しい顔もじっくり堪能できましたしv
出会いのインパクトもありますが、私たちが見てドキリとするハウルの何気ないしぐさが、
そのままソフィのドキドキに重なるのかなと思いました。
あの城で再会したときフライパンを渡す瞬間とか、
すぐそばであの綺麗な顔がっ、手が触れそうっとか、ドキドキしましたよね??

ちなみに好きなシーンは花畑のところ。
「ソフィは綺麗だよ!」とハウルが言っても、
自分に自信が持てないソフィは、若くなっていたのにまた老婆に戻ってしまう。
それを見たハウルは「フン」と腹を立てたような表情をする。
ソフィが心に壁を作ってしまった様子かもしれませんが、
私はハウルがソフィのことを見てる感じがして好きです。
「ボクが綺麗だっていうのに、なんでソフィは自分のことを卑下するんだろう。
僕の言うことが信じられないってこと?」
な~んて、すねてる気がしないでもないし。うう、ソフィが羨ましい・・・
なので、今回はハウルとソフィに視点を置いていたので1回目ほど違和感はなかったです。
ただし、やはり謎は多々ありますけどね。

気になる点1)冒頭のソフィは結局妹のところに出かけるだけだったのか?
(にしては、なんであんなにこそこそと歩いてたのか不思議) 

気になる点2)ソフィのお母さんは、いったいどこへ行っていたのでしょう?
めっちゃ派手好きなのはよく分かったけど。
あと、ソフィがごまかすときに「まあ、90歳のおばあさんみたい」のセリフ。
なんで90歳?80歳や100歳じゃダメなの?設定が90歳だから?とか思ったり。

気になる点3)ソフィはおばあさんになった後、落ち込まず行動がめちゃ早かった。
いや、そうしなければ物語りは始まらないのだが(このあたり千尋の両親の豚化と同じかも)
かなり前向きで、帽子を作っていた時の地味~な感じとは全く違う。
ハウルの城に拾われなければ、いったいどこへ行くつもりだったんだろう。
しかも結構ずうずうしいよね(笑)人さまの家にあがりこんで・・・私ならできないよ・・・

気になる点4)ハウル、なんで鳥形なの?飛ぶのが早いのは分かるけど、
あの中途半端な姿がいただけない。かぶりものみたいだし。ちょっと笑っちゃう姿です。

気になる点5)「引越しをしよう」と新しい家はソフィの家そのものだったけど、
あれはハウルが意図したもの?じゃあ、ソフィが出て行ったあと帽子屋はどうなったの?
でもって、お母さんがいきなりやってきたこともヘン。
おばあさんがソフィだってすぐに分かったことも不思議
(いや、サリマン先生に脅迫されて・・・は分かるけどさ)

気になる点6)戦争の背景がよくわからない。というか、
サリマンが「終わらせましょう」とラストで言ってますが、そんならさっさとやめればよかったのに必然性がよくわからない。(しかもどことどこの国かも不明)ハウルはどちらの兵器も破壊してたのかな?

気になる点7)実は嫌いなシーンなのですが・・・(普通は笑ったシーンに入るのだろうけど)
荒地の魔女とソフィの階段を上るところ。なんで、ソフィが魔女を応援してるのか分からない。
あんな目に合わされたのにソフィってお人よし?
(まあ、それが主人公なんでしょうけど、どうしても感情移入できなかったから)
まあ、サリマンにやられたことは可哀想な気はしたけど。

気になる点8)ハウルの子供時代のシーンがよく分からないです。
流れ星を飲み込んでカルシファーが生まれたみたいな感じでしたが。
(原作読んで少しは補足できたけど、それでもどんなシーンかわからないですね)
しかも、あんなたった一瞬、ほとんど顔も見えないだろうに(ソフイが落ちていったから)
「私はソフィ、未来で待ってて。きっと会いに行くから」と言って
果たしてハウルに聞こえていたかどうかは不明。聞こえてなくてもいいのかな?

気になる点9)鳥形でうずくまっていたハウル。(無表情)あれはどういう状態だったのでしょうか。
戦闘してたはずですよね。
でも、一方命のつながっているカルシファーの火をソフィが消してしまったので、
命が危なかったとも言えます。城のがれきの中にいたということは戻ろうとしたのでしょうか?
そして、ソフィのこのセリフ。
「ごめんね、私がグスだったから。あなたはずっと待っててくれたのに」
も、どういう意味かな・・・と。
ここまで辿り着くのを待っていたという意味なのか、
過去で出会ったのに現在まで待っていたということなのかな?(それとも両方?)
気になる点10)ソフィの髪の毛。若くなったり老いたりするのはいいんですが
(心の状態に関連しているのだと思うので)、髪が短くなったり長くなったりするのはなんかヘンです。
しかも、老婆になって白髪になったのと、星の光色になったのと区別がつかないのです(^_^;)
2回目見ても分かりませんでした。

でもまあ、最後はハッピーエンドでよかったね。と2回目はそう思いました。
やっぱ2度見てよかったです。

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