忍者ブログ
野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
カテゴリー
* ネコ・フクと私(114) * ペットロス・フクの場合(94) * 他愛ない生活の話(1918) * 生活&夢の話(179) * 健康・病気・病院・心(168) * 映画・漫画・本・ゲーム(19) * 生活&仕事(39) * お知らせ(19) * 平和(2) * 新聞・TV・ニュース(40) * 買い物(137) * 小話(2) * 思い出(9) * レイキ(20) * 父(116) * 食品添加物の覚え(7) * 仏事慶事メモ(21) * 農作業メモ(26) * その他のネコと私(137) * 近隣(116) * 母と介護(63) * 節約(23)
  カレンダー
04 2024/05 06
7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
  ブログ内検索
  最近のコメント
(03/27)
(12/06)
(12/06)
(10/19)
(10/19)
  プロフィール
HN:
みるみる
性別:
非公開
自己紹介:
ま~読んでいただければ、おいおい分かるかと。
  トラックバック
[551] [550] [549] [548] [547] [546] [545] [544] [543] [542] [541]
2011/10/22 (Sat)
私は動物の番組は好きだった
(野生の弱肉強食の厳しさは嫌いだが)
可愛い動物の姿に癒される

しかし、最近父がTVを見ている時に遭遇するのは
すでに死んでしまった動物の話(軌跡のなんとかって奴)とか

自分の病気も顧みず、飼い主を思う犬も泣けるが
今日は違った意味で泣かされた

これも初めから見ていたわけじゃない
居間に行ったら父が見ていたのをたまたま数分見ただけだ
動物と話すことのできる外国人女性と寝たきりになった犬の場面
なぜ寝たきりなったのかまでは見ていなかった

私が見たのは、外国人女性が語る「おじいさんを責めませんでしたか?」
そうしてうなづく家族たち。
どうやら犬が寝たきりになったのはおじいさんの不注意からかもしれない
女性は「この子は自分が寝たきりになってから家族が変わってしまったことを気にしている」みたいなことを言って、家族は「ごめんね」と謝っていた。
そして、「楽しい思い出が読み取れた」として、誕生ケーキみたいな絵を描くと
家族は子供の誕生パーティーをこの部屋でやっていたと言う。
毎年、誕生日がくるたびにみんなでお祝いしていたのが、犬にとって楽しい記憶として残っているのだという。

そんなことを聴いているうちに
私は泣けてきた
フクは一度もそんなことはない
可愛がってはきたけれど、そもそもうちでは誕生パーティなんかしないし
家族で囲んでするようなこともないし、あったとしてもフクは部屋にいないから
そんな時間を一緒に過ごすことなんてなかった
そう思ったら、
フクには楽しい思い出なんてあったんだろうか、と思ったら
涙があふれて、思わず号泣してしまった。

父は訳がわからなかっただろうと思う。
そういう機微のわかる人ではないし。
たぶん、TVを見て(その内容で)泣いたのだと思ったに違いない

でも違うんだ
私はフクを思って泣いていたんだよ

そんなわけで、まだ立ち直れていない自分に気付いた

拍手

PR
この記事にコメントする
name*
title*
color*
mail*
URL*
comment*
password* Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
忍者ブログ [PR]

* ILLUSTRATION BY nyao *