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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2012/06/03 (Sun)
同じく5月8日

今日もガーンときました。というか泣きました。
父の入院2日目。
食事が出ている時はお昼直前に行くのですが
(食事の時間が重要なので)
今は検査のために昨夜から絶食中なので、少しのんびり。
(といっても、父は昨日の昼からほとんど口にしてません)
病室に行った時は、父は検査の準備?の点滴を打っていました。
すでに検査が終わったのかと思ったら、これからだということです。

今日は昨日みたいに「入院前」で病院の駐車場がタダにならないから
また節約するため、時間をみて出入りしないといけないかなあ(めんどくさ~)と思っていました。(入って1時間は無料。外来患者は清算時に無料)

ところが、検査の準備ができたのかベッドで移動することになり
私が「どれぐらいの時間がかかりますか?」と尋ねたところ
人それぞれだが、約1時間はかかるらしいとのこと。
では、その間、駐車場の外に出ていてもいいかなあと思ったら
一人の看護師さんが「駐車場のスタンプを押しましょうか?」
と言ってくれたので、ラッキー☆とばかり頼みました。
(病院側が要請した場合、医療スタッフのスタンプをもらうと、無料になる)
これで、今日1日どれだけいても無料になったわけです。
その代わり一度外へ出ると券を使用してしまうので、出られなくなりました。

そんなわけで、病室で待っている間
自己ヒーリングしていました。

そうして1時間以上たって、父がベッドに寝たまま戻ってきました。
検査に麻酔?をしたのか、眠たくなる薬を使ったみたいで
それがよく効いているらしく、ずっと寝ていました。(夜の6時すぎまで)
どちらにしても、3時間は安静していないといけないからちょうどよかったんですが。(や~、途中尿瓶を使わなくてよかった)
途中、寒いというから足とかも温めていました。

ちなみに父が寝ている間、外科の先生が
内科から話が行ったのか、様子を見にきました。
急にこんなことになって、先生も弱った顔をしていました。

でも、そこまではまだよかったです。

問題は、今回の入院で、これまた初めて目にするT医師が今回の主治医。外来の先生に名前がなかったので、病棟専門でしょうか。
病院のHPでみたところ、まだ大学を卒業して2年ほど。
私は初対面でしたが、その先生はいきなり今回の検査の主旨を説明しはじめ、症状の原因の可能性等を話し始めました。
その内容はとても辛いものでした。
まあ、予想はしていましたけども、改めて聞きたい内容ではありませんでした。
要するに、今回のことはおそらく例の重病の進行による症状だろうということで、先行きかなり厳しいということの再確認でしょうか。

(まあ、医師にとっては父のような場合、心の中ではすでに「もうダメだろ」的な見方をしていますからね。
知ってますか?高齢で余命宣告を受けた患者が、
医者に言われたくない言葉の1つが、「もう○歳まで生きたじゃないですか」とか「十分長生きしたじゃないですか」だそうですよ。
ちなみに外科の先生もね、最近じゃ私に「娘さんも体を大事に」なんて会うたび言ってくれるんですよ)

厳しいのはわかってますよ。
この病気を知った時から、ね。(あと何回ガーンてなるんだろ?)
ただね・・・
この先生、経験値が少ないせいか、
ホントに教科書に書いてある病気の説明文を丸暗記して読んでいるだけみたいな、ただ言葉を並べ立てているだけのように感じました。
たぶんわかりやすいように詳細に説明してくれているんだと思いますが、
事実かもしれないけど、救いようのない言葉で
患者の気持ちなんてわかってないと思う言い方でした。
(まあ、言い方はどうであれ事実は変わりませんが)

それで最後に「何か質問はないですか?」なんて言われて、
私は「言っても何もできませんしね」としか言えませんでした。
正直あの先生の説明の仕方は、逆なでするものです。
(と同時に、検査後の家族説明会も何を言うか恐怖を覚えました)
そしてまた父を思い、泣けました。

しかも、その医師が説明している時、父はまだ眠薬の影響でうとうと寝ていました。
私は内心、病室で、しかも父の前でそんなことを言うのかと思いました。
(父にも聞かせるつもりで言っていたのか)
最後に「父は気が小さいので、あまりはっきりとは言わないで」と小声で言ったのですが、どこまで医師に伝わったかどうか。

でも、後で父は「寝ていた間はうとうとしていただけで人の声は聞こえていた」と言っていたので、医師の話を聞いていたのかどっちだろ?と思ったんですが、どうも覚えていなかったようです。
外科の先生が来たことも覚えていませんでした。

ところで、今まで体調不良で病院にかかるようになって以来、父はずっと症状や医師の話、検査の内容をメモにを取り続けています。
耳が遠くなった最近は、付き添いの私に書かせています。
だから、そこには嘘を書けません。
ですが、嘘ではない範囲で表現を変えることはあります。
できるだけ不安を抱かさないように。

なので、今日の医師の救いようのない話を
本当はどうメモに書こうか迷いました。
全く書かないでいることもできるけど、あの医師に説明会で直球で言われるよりはクッションを置いた方がいいかなとか
父も凹んでばかりでなく、少しは自覚というか、病気を受けとめないといけないんじゃないだろうかとかいろいろ。
なので、結局、可能性として不本意な事態もありえるという形にしました。
(日本人が得意なアバウトな表現)

そして9時前の帰る直前、ちょうど起きあがった父に、もらった入院計画書と一緒にメモを目の前で見せました。
今晩、大丈夫だろうか。と思いながらその間手を当てていました。

父はメモを読んだ後、何も言いませんでした。
そうして普通の会話をして、私は帰りました。

本当に。
性質(タチ)の悪い病気だと聞いていたけど
こんなに、決まった台本のようになっていくなんてね。
ノンストップ急行っていうの?

父がこんな状態じゃなかったら
きっとわくわくしながらレイキを学んでいたのになあ。

心を落ち着かせようと思ったのに
なかなか落ち着くことができません。
寝る前に自己ヒーしよう。

「淡々と」って・・・難しいですね。

いったい私にあと何ができるんだろう?

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