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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2012/06/03 (Sun)
同じく5月5日「父の涙その1」

夜、ちょうど居間にいた時
姉から電話がかかってきて父の様子を尋ねました。
いつも私が父の様子をメールするのですが
(私はPCメインのため)返事が遅いと気になって電話をかけてきたようです。
しかし・・

あの症状はどうか、この症状はどうか。
病院の診察はどうにもならないのか。などなど。

そんなこと私に言ってもどうしようもないこともあるし
そんな普通の軽い病気ではないんだから
1日や2日で、目に見える変化なんてしれてるし
姉さんの言うことは、心配してるからこそなんでしょうけど
今更わかりきったことばかりだし
結局根ほり葉ほり父のことを聞いたとしても
姉さんが何をするというわけでもない

今まで食事療法中の父の食事を作ったこともない人だ
何をしたらいいのかわからないのか
いつも「私は何もできないから」と言う
「あしゃんはかしこいから」とか言う
それが私をどんなに腹立せるか知らない。
そう言っていれば何もしなくていいの?

少し前にも「私はあしゃんみたいにしてやれることがない。
父に何もできないから辛い」と言っていたから
「何もできないことはないでしょう?
気分転換させたり、話しかけたり、そばにいたりすることができるでしょう
家族のサポートが大切なんだよ」
と言った。

何もできない?
誰かに何かしてあげたいと思ったら、何か思いつかない?

たぶん、姉さんも忙しいからそこまで頭が回らないのかもしれない。
いつもこちらから、こういうのが欲しいと言って初めて
果物や水をもってきてくれるが正直安いものだ
お金の問題じゃないとわかってるけど
姉さんにも生活があるから金銭的に高いものは言えないけれど
「今度新車を買いたい」とか言ってるぐらいなら
あちこちで外食や出かけるぐらいなら
もっと父にしてあげることはあるんじゃないの?と思わずにはいられない。
(まあ、その代わり、姉には休日に母のお守&相手というか運転手を頼んでいますけどね)


だから、先日私が父に(少し値段の張る)体を温める器具を購入し
父の体を温めていた時に、案の定姉が「私も肩がこってるんだよね」
と言いだしたので、「またか」と思った。
姉は自分ではお金を出さないくせに、人が買うと「貸して」と言う。
姉の稼ぎなら、簡単に手に入るものなのに。
ちなみに家の中のものもいつのまにか持って行ってなくなっている。
冷蔵庫の中身も然り。

・・・・
もしかして、私のほうがおかしいのかもしれない。
もっと父と距離をとったほうがいいのかもしれない。
だけど、私は後悔したくないから、少しでもよくなってほしいから
欲しいものも我慢して節約して、父の体にいいものを買ってあげたいと思った。
別に自己犠牲に酔ってるわけではない。
(確かに誰かのために役に立つ行為というのは、存在意義、もしくは依存の1つになると思うけれど)
でも、それが父の重荷になっているのならどうだろう

以前、私は父のことをこう書いた。
父は死に対しての恐怖が大きい人で、「病なんかに負けるか」という人でもなく、「もう長く生きたからいつ死んでも悔いはない」という人でもない、と。

その父が、今想定外の症状で悩んでいる。
病院で処方される薬も副作用等で役に立つのか立たないのか。
不安も大きいだろうと思う。
だから、私ができることは
できるだけ父の体にいいものを(カロリーや塩分などの制限含めて)食事として提供し食べてもらうことと
できるだけリラックスして気力を養ってもらうこと、
そのためにレイキやマッサージや温熱器などを利用している
さらに近場でも散歩や日向ぼっこなどを勧め
できるだけ気分転換や体力維持できるよう声をかけ
そうして一緒にいる時間を大切にしている

でも、それも父が生きたいと思えばこそ。
父の気力が萎えてしまったら
私のしていることは無駄になってしまうだろう

父は、姉の電話の際、同じ居間にいたので
姉が根ほり葉ほり尋ね、私が受け答えしている間
自分の症状に「そんなことはよくわかっている」と気分を害し
あるいは食事も含め、自分の体がままならないことを気に病み
「なんでこんな体になったのか」と少し泣きました。

私は
みんな年を取るし、年をとったら体も悪くなる
(誰もが死ぬ、とは言えませんでした)
お父さんだけじゃない
大丈夫
と、父の頭に手をあてなだめましたが
まるで子供のようだと思いました。

(以前から、寝ころんでいる時に手を当てていると
なんだか父が子供のようだなあと思いましたが
まさかボケ・・・じゃない、子供に返ってる?)

でも、それはほんの少しの時間で
その後、普通にお風呂に入って部屋に戻り寝ました。

ちゃんと眠れているといいけどな・・・
少しでも症状がよくなりますように



姉は何もできないと嘆くけれど
私はできることをしていても無力さで泣きたくなります。

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