存在

やはり、午後もちょっと泣けてきた。
虹の橋の、飼い主を見つけた動物の場面にも泣けた。

なんていうかな～
悲しみのあまり何も手がつけられないというまでには陥らず
（てか、どうならないよう努力してるのだけど）
普通の生活は出来てるのだけど、何か物足りない。
ぽっかりと穴があいたような喪失感。
張り合いがないというか、つまらないというか・・・面白くない。

今いろいろペットロスとかの記事を読んでるのだけど
その中で江原さんの動画があったんで見たんだけど
なるほどな～って思ったのはさ
動物は自己保存の心があるから
全面的に人間に頼ってくる。
あなたがいないと生きていけないのっていうぐらい
無条件に大好き～ｖｖっていう気持ちで接してくれるんだって。
たしかにそうだよね、人間なら優しくされると「裏があるんじゃないか」とつい疑ってしまうイヤな心もあるけど
動物はめったにそういうことはないだろうね。野生の警戒心とは別にして。
んで、人間ならケンカになるところが、動物は口がきけないかわりに「ま、仕方ないか」で赦しちゃうんだよね。
もちろん、可愛いからなんだろうけど。
この無条件に自分に好意を持ってくれるっていうのがさ
一番嬉しいと思う。特に孤独を感じる人間にとっては。
こいつは、俺がいなくちゃダメなんだという気持ちにもなるだろうし。

で、人間と関わる動物は魂の修行をしているから
ボランティアだと思って
できるだけ、多くの動物と接してほしいてなことを言っていた。

実際ね、一番最初に飼ってたミーコ（享年１５歳半）が死んだ時はかなりひきずったと思う。
ネコは好きだったけど、なかなか次のネコを飼う勇気が出なかった。
時間がたつにつれ、あのモコモコした毛に触りたい・・・という欲求が出てきたものの
でも、飼うまでの責任は重くて。そうして１０年目だったかな。
突然、フクのほうから我が家へやってきた形で保護せざるを得ない心情になり
いつのまにか居座ってしまったのだ。
その分、気は楽だったから、私にとってはいいリハビリになったかもしれない。

なぜなら、フクのおかげで、
私は「やっぱりネコって可愛いｖネコがいない生活は考えられない」って思うようになったから。
それはミーコの時とは違う。
だから、フクがなくなって悲しいけど、
たぶん、私はまたネコを飼うと思う。

ただ、いわゆる里親ってのはちょっとな～
やっぱ責任重大だから躊躇してしまう。
譲渡契約とか、完全室内飼育とか、必ず毎年ワクチンをうつ、しばらく報告ありとか・・・う～んって感じ。
そりゃ大切にしてほしいと言うのは重々承知で
こちらとしても最後まで面倒をみるつもりはあるけれど
念書とかって、やっぱ気遅れする。
なんかせちがらい世の中になったなあ・・・里親詐欺のせいみたいだけど
まあ、見知らぬ者どうしってことかな。
知り合いだったら・・・でも・・・どうだろう。

うちも、昔のネコはよそから頼まれて貰ったネコだったけど
契約書とかなかっただろうし、実際の飼い主さんとは一度も会ってない・・・と思う。
（なにせ塾の先生の知人という筋だったので、先生がネコを持ってきた・・・と思う）
小さかったので、よく覚えてないけども。

じゃあ、保健所から引き取るということならどうだろうと思ったんだけど
うちの県内の保健所は、そういう活動をしてないみたいなんだよね・・・（迷い犬ぐらい）
ダメじゃん、県政。
ただ、元々田舎のせいか、里親募集にも付近にないんだよね。
大抵、街中の募集が多いよね。
やっぱ、捨てる人が多いのか、飼えない環境が多いのかってことだよね。

はあ・・・
また誰かうちに来てくれるかなあ・・・
反面、また飼い始めるとお金がかかるなあという思いもないではない。
ワクチンと去勢とか。
まずは元気なネコで、おっさんくさくない顔で
２か月～３カ月ぐらいのコがいいなあ。
ただ、うちは完全室内かどうかはわからない。中間かな。
外には出さないけど室内でもない。
フクはもともと居候だったから、それでもよしと思ったけど
お嬢さん、お坊ちゃん育ちだと困るかも。