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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2007/09/08 (Sat)

ちょっと前残暑とは思えないぐらいすごく暑くて
かと思ったら急に冷えて秋の気配・・・
かと思ったら台風が来て、
台風が去ったらまた暑くなった。

そんなわけで、この話は少し寒くなる前の話だ。
(8月の終わり?)
もう夏が終わろうとしていたのに
日中はガンガンと日が照りつけ、フクのいるテラスも空気がもわもわ状態だった。
それでもなんとか涼しくなるように考えたのだが
元は洗濯物干し場だったテラスなのだから
日光があたるし、冬は寒かろうと風通しも悪かった。

そんなある日、私は何も言っていないのに
父が動き出した。
ホームセンターでよしず?を買ってきて、テラスの上部につけたのだ。
上部というか、上にとおした長い角棒によしずをかけた状態で。
とりあえずはテラスは大きく陰ができたわけだ。

さあ、これで多少はマシになっただろう。
そう思ったのも束の間。
新たな問題が生じたのだ。
それは、フクの脱走である。

たぶん、よしずをかけたために足場ができたのだろう。
しかもフクも昔のフクではない。
大きく育ったのだから高いところからでも飛び降りることができたたらしい。
よしず周辺を足場に高い部分から脱走したようだ。
ただ、最初はわからなかったのだ。
父が作業をしている時に、いつのまにかフクがいなくなって外を歩いていたという。
その時はあっさり父に捕獲されたようだが
(フクは外になれていないのでドンくさい)

次に母が遭遇したらしい。
夜、テラスにフクがいないことに気付いたらしい。
母が私に言いに来たが、出て行ってしまったものは仕方がない。
っていうか、あいつのことだから腹が減ったら戻ってきそうだ。
というか、付近でうろうろしていそうだ。
そんなわけで、放っておいてもよかったが
母いはく「外でネコが騒いでる」と気になって、外へ出たら
フクが自分が脱走したテラスの中に戻ろうと、壁に上っていたらしい。
ただ、その壁は飛び降りることはできても、たぶん中に入って上るのは無理。
そんなわけで、中途半端な格好で飛びついていたフクを母は捕獲したそうだ。

ところが、である。
いつもなら脱走してもどこ吹く風なフクだったが
その日は様子が違っていた。
たぶん、よそのネコと言い合っていたのだと思う。
(つまりなわばりとかケンカ?)
だけど、フクのなわばりはテラスの中だし
外にもなれていないし
ましてや、野良とケンカ慣れなんてしてない。

元はフクも野良だったが、子猫だったし
そもそもフクは、獣医さんいはくネコに追われてケガをしてたから・・・
たぶん怖かったんだと思う。
記憶が蘇ったのだろうか。
フクは震えていた。
しばらく動かなくておかしかった。
体をなでると、少しぬれていたから、かまれそうになったのかもしれない。
フクはテラスの中に戻しても、しばらくは遠くに隠れて出てこなかった。
やっぱ怖かったんだろうなあ・・・

今はもう元気だけどね。
そんなわけで、「もう脱走はこりごり・・・」
なんてフクが思ってたかどうかは定かでない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予告
1)日陰と新たな攻防
2)数年ぶりに発見
3)近所のおじいさん
4)停電


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