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野良子猫フクを保護し、数年ぶりに猫を飼い始めた私の、その後フクと過ごした生活と思い出、そして今までのつぶやき
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2011/07/26 (Tue)

私はネズミが嫌いだ。

というわけで、昔を振り返ってみようと思う。
以下に書いてある文は、昔サイトでもUPしてあったものだ。

今となっては本当に昔のことだ。(まるで昔話)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


あれは数年前のことでした。
いつのまにか、どこからか台所に一匹のネズミが入り込んだようでした。
しかも、そのネズミは
階段を上がって2階の私の部屋に侵入しました。

なぜ、そんなことが分かったかというと、
それは以下のようなことがあったからです。

ある日のこと。
就寝後、どこからか音がするではありませんか。

カリカリカリカリ・・・・

耳をすますと、どうやら押入れの中のようです。
私は気になって起きると、押入れを開けました。

すると、音はピタリとやみました。

でも、また眠りにつこうとすると、音がするのです。

カリカリカリ・・・

押入れ、ガラッ

シ~ン・・・

とまあ、こんなことが数回繰り返された時、私はふと気がつきました。
押入れの中の収納BOXが、少し変なコトに。
収納BOXは中の服が分かりやすいように、半透明になっているのですが、
押入れの上段のBOXの中に、どうも
毛玉のようなモノが見えるのです。

私はイヤ~な予感がして、そのBOXの引き出しをそぉ~っと開けてみました。

その瞬間! 私は目を疑いました。

なぜって、ネズミが宙を飛んでいたからです。

びよ~~~~ん!!

「うわああ~~~!!」

腰を抜かすかと思いました。
ホントは一瞬のことでしたが、私の目にはまるでスローモーションのようにネズミの飛ぶ姿が焼きつきました。
(顔に飛びつかれなくてよかったけど)

で、引き出しから飛び出したネズミは目にも止まらぬ速さで逃げました。
よりによって・・・私のベッドの下に。

私は途方にくれ、ネズミ取りを仕掛けることにしました。(ネズミホイホイ?)
しかし、待てども待てどもすぐにかかるはずがありません。
仕方なしにあきらめて、私は寝ようとしました。

再びベッドに入った私ですが、

奴がいる・・・奴がこの真下にいるんだ・・・・)

そう思うと、冷や汗は流れ緊張のあまり眠れませんでした。

それでも、しばらくたつと睡魔には勝てず、うつらうつらしていたようです。
それからどれくらい時間がたったでしょうか。

サササッ

不意に、何かが私の腕に触れていったのです!!

「っぎゃあああああ・・・・!!!」

私は飛び起きました。
あたりを見回すとやはり姿はありません。
けれど、
確実にいるのです。

「もう、ヤだ・・・(泣)」

と、私は部屋を放棄し、ふとんを抱えて1階に下りました。
もちろん、また1階にあのネズミが降りてくるとイヤだったので、
自分の部屋をしっかりと閉めて、出て行きました。

一階で雑魚寝のまま夜を明かした私ですが、
明くる朝、おそるおそる自室に戻ると、そこは惨状でした。

おそらく部屋から脱出しようと試みたのでしょうか。
入り口の柱の上から下まで、押入れの棚の広範囲に渡って、
かじられた跡が一目瞭然!
まるで、彫刻刀で削ったような跡でした。もうボロボロ。
おかげで床にはカンナ屑のような木屑が散乱してました。

そして、当のネズミは暴れ疲れたのか、「ネズミ取り」にかかって昇天してました(合掌)
しかし、今まで見たことのないくらい大きなネズミでびっくり。

今まで見たことあるのは小さなネズミで、昔庭でネコがよく取って来ていたものです。
当時はネコがネズミをオモチャにしていたぶっているのを、「可哀相・・・」と思ってましたが、
この件で、私はネズミに恐怖を覚えました。
あの破壊力、恐るべし。

ちなみに収納BOXの中にあった毛玉のようなモノ。
それはネズミにかじられた私のセーターの成れの果てでした。
一応、BOXも洗い直しましたよ、トホホー
とにかく、ネコがいなくなって(ホロリ)、我が家はネズミが横行しています。(天井うるさい)

しかし・・・それより問題なのはうちの家族ですね。
あんなに私が悲鳴を上げていても、誰も起きませんでしたから。
朝になって、私がヘンなところで寝ているのにつまづいて、気がついたくらいです。
(ダーメだ、こりゃ)


さらに続く

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